当協会では、メンタリングを「組織やコミュニティにおける個別に行われる”トータルな支援の仕組み”を指します。

真の支援マインド(被支援者の自立を意識した)を持ち、特定の領域において知識、スキル、経験、人脈などの豊富な人をメンターと呼び、メンターの支援を受ける人、すなわちメンティに対して成果と意欲の両面において、共に学びながら(共創・共進化しながら)一定期間継続して行う支援行動全体を意味しています。

メンタリングの意味するもの

メンターがメンティに対して行う、具体的な支援行動や配慮の全体をメンタリングといいます。

「メンタリング(mentoring)とは、知識や経験の豊かな人々(=メンター)が現時点でまだ未熟な人々(メンティ)に対して、キャリア(例:仕事の高成果支援)や心理・社会的な側面(例:メンタルな面の支援)から継続して行う、キャリア成功(例:高成果の連続体としてのキャリアの成功)を目的とした、一定期間(例:6ヶ月~2年)の支援行動を意味します。
特に、成果につながる、具体的で目に見える行動をさして、「メンタリング行動」という言葉が用いられます。
メンタリング行動は、大きく2つの支援行動の領域と、それを支える5つのスキルによって構成されています。

組織でのメンタリング活用事例

【組織でメンタリングを導入される一般的な目的】

下記のような目的でメンタリングを活用されるケースが多くあります。

この場合は「メンター制度」を導入し、その目的を明確にして実施すると、結果としてそれぞれが相乗効果として実現できる内容となります。

1.離職率の引き下げ
2.生産性の向上
3.ナレッジの共有・形式知化
4.スキルの共有・伝授
5.組織の風土改善
6.理念の浸透
7.キャリア支援
8.メンタルヘルスの向上
9.その他

組織のメンタリング導入及びメンター制度の構築につきましては

当協会の法人会員株式会社統合共育研究所が専門的に実施しています。▼

メンター制度導入